全国の治療院関係者の皆さん、こんにちは。
あさがお整骨院・あさがおパーソナルラボ、治療一筋36年、院長の加藤秀之です。
売上を上げるにはどうすればいいのか。
いろんな定義ができるでしょうが、私は次のように考えます。
【売上を上げる方法】
- ・新規顧客を獲得する
- ・リピーターを増やす
- ・商品単価を上げる
このうち、入口である新規顧客の獲得については、〈いかに集客方法を持っているか〉が、成果の分かれ目になります。
要するに、いろんな集客方法をもっている人、効果的な集客方法を持っている人が勝つというわけです。
ちなみに…
※〈リピーターを増やす〉に関する知識はこちらの記事を参照してください。
※〈商品単価を上げる〉に関する知識はこちらの記事からゲットできます。
『値上げは全然怖くない!Amazonに学ぶ〈失敗しない値上げ〉とは』
『これで失敗しない!治療院の値上げで気を付けたい7つのポイント』
では、先生は今どんな集客を行っていますか?
今行っている集客方法の中に、〈アフィリエイト集客〉は含まれていますか?
たぶん含まれていないでしょう。
そう思ってこの記事を書くことにしました。
引き出しは多いに越したことはありません。
そのたくさんの引き出しの中から、先生に合った、今の状況に合った手段を選択すれば良いのです。
この記事を読んで、引き出しを一つ増やしてください。
アフィリエイトとは?
あまり聞きなれない言葉でしょうし、聞いたことはあっても意味を知らない先生も多いでしょう。
まずはwikipediaで、定義から確認します。
成功報酬型広告(せいこうほうしゅうがたこうこく)、アフィリエイト・マーケティング、アフィニティ・プログラム、アソシエイト・プログラム、アフィリエイト・プログラムとは、特にインターネットのWWW上における広告形態をさし、ある広告媒体のウェブサイトに設置された広告によってウェブサイトの閲覧者が広告主の商品あるいはサービス等を購入し、生じた利益に応じて広告媒体に客引きの成功報酬を与える一連の形態をさす用語。単にアフィリエイト (affiliate)、縮めた形でアフィリ、アフィと呼ばれることが多い。
難しそうに見えますが…何てことはありません。
要は他者(他社)のサイトに自社の広告を載せてもらうことです。
アフィリエイターと呼ばれる媒体主が運営するウェブサイトやブログなどに、お金を払って広告主が広告を載せます。
その広告は当然リンクになっており、それを流入経路として、特定の遷移先にアクセスをしてもらうことが目的です。
例えば、先生がターゲットにしている層の方々がよく訪れるウェブサイトやSNS上に、先生のサイトや予約ページへの遷移を促す広告を張り付けてもらったりすることを指します。
集客そのものは媒体となるサイトが行ってくれるので、たくさんの魚が集まってきたところに餌を投げ込むような集客方法というわけです。
何だか良い感じに思えてきませんか?
アフィリエイト広告のメリット・デメリット
そんなアフィリエイトのメリットとデメリットをそれぞれ確認します。
良い面は見えやすいですが、弱点こそしっかり把握しておくべきです。
リスクを想定できれば、リスクを減らすことにつながります。
アフィリエイト広告のメリット
集客の工夫に手間や時間をかける必要がない
ターゲットを定め、刺さるコンテンツを考えて、試行錯誤を繰り返しながら発信を続けて、改善・改良を加えてまたやり直して…という大変な作業は、すべてアフィリエイターが行ってくれます。
当然そこにお金を払うわけですが、先生の貴重な時間をセーブできるうえに、餅は餅屋で高い集客効果を期待することができます。
無駄な出費をしなくてすむ=費用対効果が高い
アフィリエイト広告の課金方法は、その名のとおり〈成果報酬型〉です。
広告を通して商品やサービスの購入につながった場合や、広告がクリックされた回数に応じて料金が決定するタイプが一般的です。
効果に応じて広告費が変動するので、無駄がなく、費用対効果が高くなります。
限られた予算でも取り組める
上記のような料金体系であるため、広告の掲載期間や表示頻度を調整することで、低予算からでもスタートできるのがアフィリエイト広告の良いところです。
この調整は、広告主が自由に設定することができます。
数万円もあれば、十分に始められます。
すぐにスタートできる
広告に使う画像や遷移先などさえ設定できれば良いので、アフィリエイト広告は1週間ほどで掲載を開始することができます。
とりあえずやってみるにはぴったりの施策です。
アフィリエイト広告のデメリット
初期費用と固定費がかかる
依頼先によっては、初期費用が発生することがあります。
また、上記の成功報酬費以外にも月額の固定費がかかるのが一般的であるため、一定以上の効果が得られない場合は、割高になってしまうことも考えられます。
効果が現れるまで時間がかかる
SEOと同じように、掲載先である媒体の状況に応じてジワジワと効果が高まっていくのがアフィリエイト広告の一つの特徴です。
短期的に爆発力のある効果は期待できないので、じっくりと取り組む姿勢が求められます。
※SEOについては、次の記事で詳しく説明しています。
『いよいよウェブサイトの広告規制開始!次なる注目の集客方法〈MEO〉とは?』
広告の掲載先の管理が難しい
アフィリエイト広告は、特定のウェブサイトに掲載を依頼するのではなく、エージェントに対して
「関連の高いところに広告を載せてね」
という具合に依頼をする形で掲載先が決まります。
もちろんこの掲載先は確認することができるのですが、1つや2つではないので、正直全部チェックしている余裕はありません。
そうなると、ちょっと怪しげなウェブサイトに自社の広告が載ってしまい、思わぬイメージダウンを招く危険性があります。
アフィリエイト広告の仕組みと出稿する方法
メリデメが把握できたうえで、ここまで読み進めていらっしゃるということは、少しでもアフィリエイト広告の出稿に興味をお持ちだということでしょう。
アフィリエイトの仕組みと、出向の方法を紹介します。
ASPに出稿を依頼する
ASPとは、Affiliate Service Provider───媒体主と広告主の仲介を務めるエージェントのことです。
アフィリエイト広告を出すには、このASPに出稿を依頼します。
ASPは検索すればたくさん出てきますが、まずは大手に依頼するのが無難でしょう。
経験を重ねて向き不向きや自分の求めるサービスの性質が絞れてきたら、他社の検討を始めれば良いと思います。
大手ASP、3社
ASPは多くの媒体主と依頼主を抱えていて、主に媒体主側が「自分のサイトに載せたい」と思う広告を選んで掲載します。
(当然、多くの成果が上がるほどに媒体主の収入は増えるので、必然的に関連性の高い商品が選ばれるようになるという仕組みです。)
アフィリエイト広告の仕組み
簡単な図で表してみましたので、仕組みのイメージを把握してみてください。
まずは試しにやってみましょう
アフィリエイト広告について、必要な知識は手に入れました。
あとは先生が必要性を判断するだけです。
もしも「やってみよう」と思った場合、大切なのはためらわず、すぐに行動することです。
世の中を動かし、成功を手に入れるのはいつもDOER=すなわち行動力のある者です。
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