潰れる整骨院の法則!あなたは大丈夫?整骨院を廃業に追い込む7つのパターン

全国の治療院関係者の皆さん、こんにちは。

あさがお整骨院・あさがおパーソナルラボ、治療一筋36年、院長の加藤秀之です。

 

先日書いた『治療院はなぜ廃業するのか?理由を知ってリスクに備えよう』という記事の中で、治療院が廃業する理由についてまとめました。

 

簡単に言ってしまえば、

 

競争が激化する中、広告規制などの締め付けが年々厳しくなっていき、マーケティング知識を持たないので、業績が振るわなくなってしまって倒産する、というような内容です。

 

(※上記の記事では解決策にまで言及しているので、是非読んでみてください。)

 

今回の記事では、そんな状態に陥ってしまう整骨院がやりがちなミスを、7つのパターンにまとめました。

先生のところは大丈夫でしょうか?

人の振り見て我が振り直せるよう、チェックリストのように使ってみてください!

 

潰れる整骨院:7つのパターン

「経営がうまくいかない」ということは、「経営がうまくいくためにやるべきことをやっていない」と言い換えることができます。

つまり、まずは成功パターンを知識として知っている必要があるんですね。

 

「え、成功パターンって何…」

 

という先生!

まずは下記の記事を読んで全体感を把握してください。

誰でもできる!今からできる!整骨院繁盛の法則

 

そして、その実現を目指すために、以下の8つの廃業パターンを何としても回避するのです!

 

潰れるパターン1:新規患者を獲得する仕組みを持っていない

以前にも紹介したとおり、ビジネスで売上を上げる方程式は次のとおりです。

 

売上=客数×購入回数×購入単価

 

このうち、もっとも基本となる客数を稼ぐため、新規患者を獲得する確固たる仕組みがなければ、整骨院に限らずあらゆるビジネスは潰れてしまいます。

 

新規患者の獲得に不安のある先生は、次の記事を参考にしてみてください。

新患が来ない!それは地域に治療院の存在が気づかれていないことがほとんど

 

潰れるパターン2:事業を拡大し過ぎる

背伸びをして分院展開してしまう。

・必要以上の高額医療機器を導入してしまう。

・顧客数に対して大きすぎる店舗を用意してしまう。

 

これはすべて事業の拡大し過ぎによる失敗パターンの典型例です。

 

私もかつて、危く仲間入りするところでした…。

 

賢者は歴史に学ぶというように、私の失敗談からぜひ学んでみてください。

全て実例!整骨院の経営で失敗したコトから上手くいった施策

 

潰れるパターン3:何でも外注してしまう/何でも自分でやってしまう

要約すると、上手く周りや人を使えないと事業は失敗します、ということです。

 

例えば、ほんのちょっとしたチラシの作成でもすぐに外注してお金を使ってしまったりしては資金がいくらあっても足りませんし、一方でウェブサイトの構築のような専門知識を要する領域まで自分で勉強しようと思ったら過労で倒れてしまいます。

 

資金と時間はしっかりと計画を立てて、アウトソースするべきものとそうでないものを分類しましょう。

 

上記のチラシの例では、良い参考記事がありますよ。

「ヒットチラシの作り方」| チラシの作り方で集客力を10倍アップ

 

潰れるパターン4:低価格で勝負しようとする

低価格や保険診療特化型の営業は、たしかに短期的に患者さんを集める訴求力があるでしょう。

 

しかし、整骨院の経営は何年も何十年も続けなければならないものです。

目先の集客にとらわれて安易に値下げすれば、ジリ貧になって自分の首を締めるばかりです!

 

価格については、むしろ適切な”値上げ”こそ成功への道だと思っています。

値上げについては以下の記事を参照してみてください。

 

役に立つことを書いたつもりです。

値上げは全然怖くない!Amazonに学ぶ〈失敗しない値上げ〉とは

これで失敗しない!治療院の値上げで気を付けたい7つのポイント

 

潰れるパターン5:繁盛店のサル真似をする

「あそこの整骨院、いつも繁盛しているな…よし、ためしに○○を真似してみるか!」

これは必ず失敗します。

チャレンジ精神や、勉強意欲はとても大切ですし、評価されるべきものです。

しかし、安易なサル真似はまさに失敗への一本道です。

 

何故か。

それは、治療院の一軒一軒には、それぞれ異なる勝ちパターンが存在するからです。

院の条件が違えば、当然に勝利の法則も違ってくるのです。

 

まずは下記を読んで、オリジナリティーや差別化の大切さを理解してください。

治療院で生涯付き合いのファンを作る方法

これだけ読めば全部わかる!超簡単〈ペルソナ〉の作り方と使い方

 

潰れるパターン6:取り組みに持続力がない

石の上にも三年!

 

どんなに優れたマーケティングの取り組みも、継続して経過を観測し、PDCAを回して最適化を図らなければ、本来の効果を発揮することはありません。

 

広告でも、新メニューでも、価格改定でも、何でも、一度取り組んだからには徹底的に向き合い、中長期的に試行錯誤を繰り返しながら結論をじっくり探るようにしましょう。

やはり、目先の利益に飛びつくことは失敗に繋がりやすいといえます。

特に、インターネットでの検索順位を上げる施策である「SEO」は顕著な例です。

じっくり取り組む大切さを理解するために、次の記事など参考にしてみてください。

接骨・整体・治療家のためのSEO対策の基本の「き」

 

潰れるパターン7:目標や計画が不明確

事業において計画は基本中の基本です。

明確な計画なくして、成功はありません!

漠然としたイメージだけで見切り発車したケースでは、間違いなく失敗していると言ってよいでしょう。

事前の計画の大切さは、開業の心得から学ぶことができます。

実体験からの助言付き!世界一わかりやすい整骨院開業までの流れ

 

役に立つ情報はこちらから

さあ、これで整骨院の潰れるリスクに追い込む、避けるべきリスクは分かりました。

マイナスが、ゼロになった状態というわけです。

 

ここからは、ゼロをプラスに、プラスをもっとプラスにしていく知識を身に着けていきましょう。

冒頭でも紹介した以下の記事に、そのエッセンスが詰まっています。

誰でもできる!今からできる!整骨院繁盛の法則

ぜひ、読んでみてください。

 

関連記事:
これだけ見れば経営戦略がわかる!治療院・整体院・整骨院を繁盛させるマーケティングまとめ

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