絶対に失敗しない!サイトをリニューアルするときに知っておきたい8つの知識

全国の治療院関係者の皆さん、こんにちは。

あさがお整骨院・あさがおパーソナルラボ、治療一筋36年、院長の加藤秀之です。

 

今回はウェブサイトのリニューアルについてお話しします!

 

「そろそろウェブサイトをリニューアルしようと思うんだよね」

という方には、恐らくあなたが気付いていないであろう、サイトリニューアルの注意点をご紹介します。

 

「え、ウェブサイトってリニューアルするの?」

という方には、なぜサイトをリニューアルする必要があるのかをしっかりとお伝えします。

 

リニューアル作業自体はプロの制作会社に任せることになると思いますので、ここでは専門的な話はできるだけ抜きにして、リニューアルで失敗しないようにするための基礎の基礎知識だけをざっくり簡単にまとめます

 

ウェブサイトをリニューアルするべき理由とメリット

リニューアルする必要があることを知らなかった方は、まずは「ふーんそうなんだ」と思っていただければOKです。

 

リニューアルを既に検討している方は、「こんな理由やメリットもあるのか!」と気付いていただけたら嬉しいです。

 

理由1:デザイン性を向上してイメージアップ

今や日本の6歳以上の人口の80%がインターネットを利用する時代です。

ご高齢の方も含めて、ですよ!

(参照:総務省「通信利用動向調査」)

 

つまりウェブサイトは、現代における企業やお店の「顔」であると言っても過言ではありません!

初めての方も、既存の患者さまも、貴院のウェブサイトをただの一度も覗いたことがない、ということは、あんまりないと思います。

 

そんな「顔」であるウェブサイトが古臭かったり、ダサかったり、見づらかったりしたら───。

当然、院のイメージはすごく悪くなってしまいます

なによりも、患者さまに失礼ですよね。

 

玄関や院内に気を配るのと同じように、ウェブサイトも見た目にはこだわりが必要なのです。

 

理由2:機能を追加する

ウェブサイトを、単に「院を紹介するもの」とお考えなら、それはとてももったいないと言えます!

 

SNSに遷移してでファンを増やしたり、メルマガ登録で顧客の育成を行ったり、資料をダウンロードしていただいて情報を提供したり、お客様の声を集めたり───と、様々な機能を持たせてよりたくさんの効果が期待できるのがウェブサイトの本当のパワーです。

 

ところが、そういった機能を備えていなければ、当然そんな効果は現れませんよね。

 

古い構造で機能が不足している場合、せっかくウェブサイトを持っていても宝の持ち腐れになってしまいますので、時代に合わせた機能を活用するためにリニューアルが必要なことがあります。

 

理由3:スマホに対応させる

同じく総務省によると、インターネットを利用する方の60%は、スマートフォンからアクセスしているそうです。

 

実はウェブサイトは、スマートフォンに対応させた構造でつくらないと、スマートフォンの縦長の画面ではきちんと表示されないということ、ご存知でしたか?

 

古い構造のままスマホに対応していないウェブサイトは、わずか40%の力しか発揮できないということになってしまいます。

 

リニューアルするときに注意すべきこと

さあ、リニューアルが必要な理由はもう分かりました。

「よし!それじゃあリニューアルするぞ!」

というときに、気を付けるべきポイントがあるので、それをご紹介します。

 

上でも書きましたが、実際の作業はプロにお任せするので、難しいハナシは抜きにして、要点だけお伝えします。

先生がすべきことは、〈ここに挙げることを、制作会社にきちんと確認する〉ことです。

 

SEO施策を行ったドメインをむやみに変えない

「SEO?何それ?」

という方は、先にこちらの記事をちょこっと覗いてみてください。

接骨・整体・治療家のためのSEO対策の基本の「き」

 

簡単にいうと、インターネット上で自社のウェブサイトを見つけやすくする工夫のことをSEOと言います。

要するに、これまでアクセスを集める工夫を凝らしてきたページがあれば、リニューアル時にそのページのアドレスが変わってしまうことはできるだけ避けましょう、ということです。

 

せっかくそのページに人が集まるようになっていたとしても、アドレスが変わってしまえばSEOもゼロからのスタートになりかねません。

 

URLやドメイン変更時の〈リダイレクト〉漏れに気を付ける

とはいえ、いろいろな理由から、アドレスを変えざるを得ないことはよくあります。

そんなときは、「リダイレクト」という設定を確実に行うようにしましょう。

 

リダイレクトとは、ユーザーがアドレス変更前の古いページにアクセスしてしまった際に

「このページはもう存在しませんよ。代わりに、こちらに移動しました」

とお知らせしてくれる機能だと思ってください。

 

これがあればユーザーにとって親切ですし、SEO施策=アクセスを集める工夫の効果も、きちんと引き継がれます。

 

逆にこのリダイレクトがないと、アクセスが激減したり、最悪の場合Googleから「このサイトは、別のサイトをコピーした悪質なサイトだ!」という評価を受けてしまうこともあります。

 

コンテンツを減らし過ぎないようにする

ウェブサイトの見た目を整理したり、SEOの観点から不要と考えられるコンテンツを減らしたりするというのは、リニューアルのときにはよく行うことです。

 

ところがこれをあまりにも減らし過ぎてしまうと、同じくSEOの効果が薄れ、ユーザーがウェブサイトをインターネット上で見つけにくくなってしまいます

 

つまり、アクセス数がガクっと下がってしまう恐れがあります。

本当の本当に不要なもの以外、コンテンツはできるだけ残しておきましょう。

 

〈クローラー〉がアクセスできる設定になっているか確認する

クローラーというのは、Googleがウェブサイトの評価を行うときにウェブサイトの中に送り込む、査定係のロボットだと思ってください。

 

Googleのような検索エンジンでは、クローラーがウェブサイトを隅から隅まで詳しくチェックし、ウェブサイトの評価を決めて、その評価によって検索結果の表示順位が決まるという仕組みになっています。

 

新しいウェブサイトを準備しているとき、そのサイトはまだ制作途中で公開しないことが前提なので、クローラーがサイトを巡回できない設定になっています

 

この設定はサイトを公開するときに手動で設定を切り替える必要があるので、うっかり忘れてしまうといつまでもクローラーがサイトを巡回できず、いつまでも検索結果の表示順位は低いままになってしまいます。

 

タイトルを大幅に変更しないようにする

これもSEOの観点から。

 

Googleがサイトを評価する基準はたくさんたくさんありますが、そのうちの一つがタイトルです。

これまで蓄積してきた評価は、タイトルに紐づいていると考えると分かりやすいかもしれません。

 

せっかくこれまでいろんな工夫をしてきても、タイトルをガラっと変えてしまうと、評価がリセットされてしまうかもしれません。

 

タイトルはできるだけ、そのままにしておきましょう。

 

まとめ

いくらプロの制作会社に任せるからといって、先生が自社のウェブサイトについて何の知識もないというのはいけません。

 

上でも書いたようにウェブサイトは今や院の「顔」ですから、先生の愛と情熱を傾けることがとても重要なのです。

 

とはいえ、サイト制作のエキスパートになる必要はまったくありません。

ここに書いたような簡単なことを知っておくだけで、きっと大きな違いがあるだろうと思ってこの記事を書きました。

 

参考になれば嬉しいです。

ぜひ素敵な「顔」をつくりあげてください。

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