全国の治療院関係者の皆さん、こんにちは。
あさがお整骨院・あさがおパーソナルラボ、治療一筋36年、院長の加藤秀之です。
整骨院がウェブサイトで広告、集客ができない時代が、いよいよやってきました。
先生の治療院でも、急にウェブサイトの検索結果の掲載順位が下がったりしていませんか?
Googleの広告の審査が通りにくくなったりしていませんか?
私たちのところにも、既にたくさんのご相談が寄せられ始めています。
治療院業界で経営に携わる方なら、〈医療広告ガイドライン〉に関するニュースは気になって仕方がないでしょう。
2018年の6月に医療法の一部が改正されました。
基本的には、虚偽表示や誇大広告を取り締まるための正義の法律ではあるのですが、その内容は大変厳しいもので、影響は絶大です。
「医療機関の広告には、法律で『書いていいよ』と明記した項目以外、一切書いてはいけません!」
というのがすごくざっくりした解釈です。
ここでいう〈広告〉には、今まではインターネットのウェブサイトは含まれていませんでしたが、この度はっきりと、ウェブサイトも規制の対象であることが追記されました。
このガイドラインは、〈医療機関〉に対する規制を定めたものなので、厳密には整骨院などは含まれません。
ところが、厚生労働省はすでに治療院業界にも同様の規制を設けるために動き出していて、その規制の一部はすでに始まっています。
こうなると、今あるウェブサイトの構成では違法になってしまう場合もあるため、先生の院でもサイトのリニューアルが必要です。
また、ウェブサイトからの集客に頼りきっていたこれまでのウェブマーケティングは、もう通用しなくなってしまいます。
「それじゃあ八方ふさがりじゃないか!どうすればいいんだ!」
そんな悲鳴がすでに聴こえてきています。
でも大丈夫ですので、安心してください。
きちんとした知識と対策があれば、何も怖くないのです。
むしろ、ワガモノ顔でハデに違法広告を打っていた違法業者が取り締まられるようになるので、正規のライセンスと確かな技術をお持ちの先生にとっては、大きなチャンスといえるでしょう。
そんな先生方がしっかりとチャンスをつかむお手伝いをするため、この記事ではこんな内容をご紹介します。
- ・医療界広告規制に関する現状の整理
- ・治療院業界への影響と予想される未来
- ・チャンスのカギである新時代の集客方法〈MEO〉を徹底紹介
今回も、お忙しい先生のために8分ほどで読めるボリュームにまとめました。
絶対に知っておかなければならないことなので、ぜひ最後までお読みください。
目次
医療広告の現状と規制の対象
医療に関する広告は、患者さまを守る観点から、もともと内容に厳しい規制が敷かれていました。
当たり前のことながら、嘘の表示や大げさな表現は禁止されていて、正式な医療機関は決められた表現しか広告することができないし、医療機関でないサービス店は、医療機関だと誤解を招くような表現の広告はできないことになっていました。
ウェブサイトが規制の対象に
ところが、これまでの広告の定義では〈ウェブサイトは情報提供の場なので法律による規制の対象外〉とされていて、事実上インターネットは広告の無法地帯のようになっていました。
このため、特に美容医療に関するトラブルや相談がとても多くなってしまったようで、いよいよ厚生労働省が「ウェブサイトも規制しよう」と動き出したというわけです。
こうして2018年6月に医療法の一部が改正され、現在ではウェブサイトも広告規制の対象となりました。
詳しい省令については、厚生労働省の発行する資料に詳しく書いてあります。
全部をしっかりと読み込むのは大変ですが、軽く目を通すくらいはしておくと良いでしょう。
相互監視の〈医療機関ネットパトロール〉
ただ、すでに世の中には数えきれないほどの医療機関のウェブサイトがあり、厚生労働省がそのすべてをチェックすることは不可能です。
そこでつくられたのが、〈医療機関ネットパトロール〉。
厚生労働省の委託で、民間が一般国民に協力を仰ぎ、「違法なサイトを見つけたら通報してね」という仕組みをつくったのです。
なんだかチクり合うようで、正直あまり気分は良くないのですが…他に良い方法がないのも事実なのでしょう。
どんなものなのか、ウェブサイトを覗いてみてください
───鋭い先生は、もう気付かれたことでしょう。
そう、ページ中断の〈カテゴリー・ジャンル〉のところを見てください。
そこにははっきりと〈整骨院・整体・鍼灸等〉と書いてあるのです。
しかも2番目に!
「あれ?整骨院は医療機関じゃないから、医療法の対象にはならないんじゃないの?」
そう、正確には、そのとおりです。
しかし、この規制はもう整骨院などの治療院業界へも影響し始めているのです。
治療院業界への影響と、今後の予想
整骨院などの治療院は、柔道整復師法などの管轄なので、医療法で定める〈医療機関〉と同じルールでは管理されていません。
ところが上記からもわかるように、既に治療院業界にも影響はひろがっています。
今の時点で、次のことは間違いなく理解しておく必要があります。
- ・整骨院が〈医療機関〉であると誤解を招く表現の広告をすれば、医療法違反になる
- ・医療広告ガイドラインと同様の規制が、まもなく柔道整復師法でも定められる
実際に、厚生労働省はすでに有識者や関係者を集めて、〈あん摩マッサージ指圧師、は
り師、きゅう師及び柔道整復師等の広告に関する検討会〉を開いています。
ここで、治療院業界にも同じようなガイドラインを定める準備をしているのです。
詳しくは、同じく厚生労働省が公開している資料に書いてあります。
こちらは少しは読みやすいので、確実にあとで読んでおいてください。
『第6回あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師及び柔道整復師等の広告に関する検討会 これまでの議論を踏まえた論点整理』
この資料の3ページにも書いてあるように、広告のガイドラインを決める方向性としては〈医療広告ガイドラインと同様とする。〉とはっきり書いてあります。
つまり、もう間もなく、正式にウェブサイトも広告の規制対象となり、ウェブサイトのみに頼りきった集客方法は通用しなくなります。
実はGoogle広告、Yahoo!広告といったPPC、リスティングなどのネット広告は一足先に規制が始まった状態になっており、私たちのところにも助けを求める声が寄せられ始めているのです。
先生、もう新しい広告、集客方法の準備をしなければならないときは来ています。
新たな集客の可能性〈MEO〉
「そんなこといっても、ウェブサイト以外でインターネットを使う方法なんてあるの?」
あります。
ここで私たちがオススメしたいのが〈MEO〉という方法です。
「MEO?何それ?SEOと似たようなもの?違うの?」
詳しくご説明しましょう。
MEOとは?
あまり聞きなれない言葉だと思います。
世間でも最近ようやく注目され始めたばかりなので、知らなくても全然、焦る必要はありません。
MEOとは、Map Engine Optimizationの略で、直訳すると〈マップエンジン最適化〉ということになります。
「マップエンジン?何それ?」
と思いますよね。
これまで〈SEO〉=Search Engine Optimizartion=検索エンジン最適化については度々お話ししてきました。
MEOとは、SEOのGoogleマップ版だと思っておけば間違いないでしょう!
※「SEO?何それ?」という方は、確実に必要な知識なので、次の記事を読んでおいてください。
Googleマップは、何らかの形でほとんどの方が目にしたり、利用したりしたことがあるでしょう。
Googleが提供している無料の地図サービスで、インターネットで閲覧できる地図に、店舗などの情報が記載されていて、ユーザーは特定の場所やルートの検索、店舗の情報などを見ることができます。
このGoogleマップを最大限に活用して、集客力を高めましょうというのが私たちからのご提案です。
地図だけじゃない〈Googleマップ〉の絶大なパワー
まず、先生の院の情報をGoogleマップで検索してみてください。
そして、次の点を確認してみてください。
- ・院のウェブサイトへのリンクは貼られていますか?
- ・オーナーの詳細情報が記載されていますか?
- ・ニュースは配信されていますか?
- ・口コミは寄せられていますか?
- ・口コミの評価は4.0以上になっていますか?
この記事を読んでいる方の多くは、上記に当てはまらないのではないでしょうか。
その場合は、早急に対策が必要です!
これまでどおりのウェブサイトの集客が通用しなくなる今、MEOがなければ生き残ることはとても難しくなってしまいます。
知っているか知らないかの境目が、生きるか死ぬかの問題にもつながります。
特に強力なのが〈口コミ・評価〉
Googleマップは地図でありながら、単なる地図にとどまらない様々な集客機能があります。
中でも特にパワフルなのが〈口コミ・評価〉機能でしょう。
現代では多くの人が口コミやレビューを利用して情報収集をしており、その影響力や信頼性は企業の直接の広告とは比べものになりません。
- ・先生も、〈amazon〉で商品のレビューを参考にしたことはありませんか?
- ・飲食店を探すときに〈食べログ〉を検索したことはありませんか?
- ・化粧品やコスメを選ぶのに〈@cosme〉を覗いた経験はありませんか?
もはや口コミ・評価のパワーは説明不要ですよね。
こんなに強力な口コミを無料で活用できるのが、MEOの一部です。
もはや取り組まない手はないですよね?
ここで気を付けたいのが、とにかく口コミや評価を増やせば良いわけではないということです。
Googleマップに投稿された口コミは、原則として削除することができません。
つまり、一度悪い評価が投稿されてしまったら、半永久的にその悪い口コミは世の中に公開され続けることになってしまいます。
高い評価を維持しながら、数を集めていく方法に関して知識を持っていなければ、逆に痛い目に遭うことになってしまうかもしれません。
今後どうやってウェブマーケティングに取り組めばいいか
では、どうやって取り組んでいけば良いのでしょうか?
まず一番始めに手を付けるのは、〈Googleマイビジネス〉というサービスの利用です。
「何だか新しい言葉がどんどん出てきて、ついていけないよ…」
そんなふうに思っていませんか?
ここで諦めてはいけません!
これまでもたくさんの困難を乗り越えてきた先生なら、必ず対応できます。
知ってしまえば、意外と簡単なことなんです。
とはいえ、独学ですべてを理解するのはかなり大変。
この記事のように、ズラズラと文字だけで説明されても、疲れるだけで情報は頭に入ってこないですよね。
そこであさがお整骨院では、最新のMEO、SEOやSNSを使ったマーケティング等の情報からWebマーケティングを完全に学ぶ2時間の勉強会を開催することにしました!
今までに多くの治療・整体・整骨院・フィットネスクラブに関するウェブマーケティングに携わっている私、加藤秀之と、ウェブマーケティングに日本一詳しいウェブマーケティングコンサルタントの手塚様が共同で行う、日本でただ一つのセミナーです。
こんな人に、ぜひ参加していただきたいと思っています。
- ・患者さんが少なく、集患に困っている
- ・そもそもウェブマーケティングでなにをすれば良いか分からない
- ・口コミサイトに自院の悪評判ばかり書かれて困っている
- ・SEOに取り組んでいるのにまったく成果が出ない
- ・最新のウェブマーケティングやMEOについて知りたい
- ・新医療広告ガイドラインを理解して合法的に広告したい
- ・広告が出来なくなることは死活問題なので対策が知りたい
少しでも興味のあるかたは、こちらから登録を進めてください。
これからのウェブマーケティングにどうやって取り組んでいけば良いのか、日本一わかりやすくご説明させていただきます。
まもなくやってくる未来に一足先に備えて、大きなチャンスを確実に手にしましょう。
私たちに、ぜひお手伝いさせてください!
一緒に業界を盛り上げていけたら幸いです。